起工式 管理者あいさつ
尾張北部環境組合管理者 澤田 和延
本日は、ごみ処理施設建設工事の起工式にあたりまして、大変ご多用の中、 多くのご来賓の方々のご臨席を賜り、めでたく挙行できましたこと、大変嬉しく感じております。また、これまで本事業の推進にご尽力くださいました関係者の方々に対し、心より御礼を申し上げます。
平成28年3月に2市2町の新しいごみ処理施設の建設地が中般若町北浦の当地に正式決定をしてから、約8年と8か月が経過いたしました。振り返ってみますと本当に様々なことが思い出されますが、本日こうして無事に起工式を執り行うことができ、喜びと安堵の気持ちでいっぱいでございます。これからいよいよ建築工事にも着手してまいります、今から完成がとても待ち遠しく思います。
本日は、江南市、扶桑町の地元6区の区長様方にもご臨席いただいておりますが、新しいごみ処理施設の建設が無事に進むことになりましたのは、建設地となりました中般若区並びに、隣接区となった区民の皆様、そして、何より土地を提供してくださいました地権者の皆様のご理解、ご協力のおかげでございます。厚く御礼申し上げます。
さて、現在2市2町では、「犬山市都市美化センター」と「江南丹羽環境管理組合環境美化センター」の2つの施設においてごみ処理を行っていますが、両施設とも稼働後40年以上が経過し、県内では最も古く、全国的にみても老朽化が進んだ施設となっています。市町の責務であるごみ処理を将来に渡り、安定的に行っていくため、新たなごみ処理施設の建設により、2市2町23万人の住民の皆様に安心で快適かつ衛生的な生活を確保してまいります。
施設整備にあたりましては、民間のノウハウを活用し、より良い施設とするため、ごみ処理施設の設計、建設から運営までを民間事業者に一括で委ねる、DBO方式を採用しております。設備においては、最新の一般廃棄物処理技術の導入により、二酸化炭素排出量を削減し環境負荷の低減に努めてまいります。また、焼却処理により発生する余熱を利用し高効率の発電を行うエネルギー回収型廃棄物処理施設や、不燃ごみ、粗大ごみの資源回収を行うマテリアルリサイクル推進施設の整備など、循環型社会の形成に積極的に取り組んでまいります。その他にも、施設見学者がごみ処理設備の見学や、体験型の展示などを通して、地域環境や循環型社会の学びを深める場として利用できるよう整備してまいります。
本施設につきましては、令和9年度の秋頃に完成し試運転を経て、令和10年4月の供用開始を予定しております。周辺住民の皆様方には、工事期間中は何かとご迷惑をお掛けすることになりますが、より一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、工事関係者の皆様におかれましては、現場の安全管理はもちろんのこと、周辺の安全対策にも十分配慮し、工事を進めていただきますようお願い申し上げます。
結びにあたりまして、本日ご臨席いただいている皆様方の、引き続きのご支援ご協力をお願い申し上げますとともに、ご健勝と益々のご活躍を心より祈念申し上げまして、起工式にあたっての挨拶とさせていただきます。
新しいごみ処理施設の起工式
尾張北部環境組合のごみ処理施設建設工事 起工式を令和6年11月26日(火)に建設地(江南市中般若町北浦地内)にて執り行いました。
式典には、組合を構成する市町の首長など組合関係者や地元関係者、事業関係者ら約50人が出席し、工事の安全と建物の無事完成を祈願しました。
ごみ処理施設建設工事 起工式 式次第
一、開 式
一、修 祓
一、降神之儀
一、献 饌
一、祝詞奏上
一、清祓之儀
一、地鎮之儀
一、玉串奉奠
一、撤 饌
一、昇神之儀
一、神酒拝戴
一、挨 拶
一、閉 式